偶像

2013年12月14日 日常
某所より。

人が見るのは自分の中に映る誰かの偶像。

人は他人の事を1から10を知る事は出来ない。

だから己の偶像に従うのである。





なるほど。
中2チックな言い回しではあるんだが、なかなかに本質を言い得ているように感じる。

他人を理解できると考えるのは傲慢であるということでもある。

Aに向かって『Aが理解できていないA自身のことを、Aに教えてやる』などという行為はなんとも滑稽だ。

Aの行動理念をどう感じるかは他人の自由だが

Aの行動理念はAにしかわからない。

Aに対する印象を同じくする人間が10人いようが1億人いようが、それは偶像に過ぎないということだ。

冒頭の文章はソクラテスのものではないが、なるほど彼は確かに賢人だったようである。

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