TTと概念泥棒

2013年12月26日コメント (2)

真空圧君の日記で話題が上がってたので。

とはいえ件の動画は俺まだ見てないし詳しい状況は分からんが、日記見てると手札がクソだったから最序盤にブースト後にTT撃ったらパクられたとかそんな話だろうと仮定。実戦では良くある光景。

んで実際そのシーンでTT撃たないかというと、普通は撃つだろう。
概念泥棒ケアしたいのはプレイングとして正しいけど、,~~デュエルならともかく四人戦なら誰かしら除去の一枚くらい持っていると期待できるだろう。~~
（追記：動画見たけど、あのメンツだとそもそも自分で何とかするしかないわw）

日記によると他のプレイヤーがイマイチブーストしてなかったそうだし、相対的にはカウンターや除去の一枚くらいは入っていてもおかしくはないのである。~~理屈ではそうかもしれないがそもそも除去が期待できるメンツではなかった~~

正直最序盤にTT撃つなら泥棒ケアしろというのは3人分の妨害を一人でねじ伏せて毎回勝てと言っているに等しい。一方が極端にハンドが強く他方がゴミハンドでもなければ成り立たない。本来議論の余地すらないと思う。

まあプレイングの是非はこんくらいにして、最近注目しているカードの話。

次の２枚である。

Electrickery / 電謀 (赤)
インスタント

あなたがコントロールしていないクリーチャー１体を対象とする。電謀はそれに１点のダメージを与える。
超過(１)(赤)（あなたはこの呪文をその超過コストで唱えてもよい。そうした場合、電謀はあなたがコントロールしていない各クリーチャーにそれぞれ１点のダメージを与える。）

いわゆるマナクリメタ。
極楽鳥やラノエル、オークの木こり、ロータスコブラ（ヒュー♪）、闇の腹心にロフェロスなど最序盤に仕留めておきたい生物をピンポイントもしくはまとめて落とせる。

特に大渦やエドリック、ゼガーナなどの青緑系に有効であり、アニマーのプロテクションに引っかからないなどの利点がある。
一応テゼレットという害悪も世の中にはあるので、プレイヤーが狙えないのがたまに困るかも。

Gut Shot / はらわた撃ち (赤/Φ)
インスタント

（(赤/Φ)は(赤)でも２点のライフでも支払うことができる。）
クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。はらわた撃ちはそれに１点のダメージを与える。

電謀と比べたときアドバンテージを取れる可能性はなくなってしまうが、タップアウトでも使える事の恩恵が結構でかい。TTに合わせてマナクリを消すだけでなく、うっかり通った概念泥棒が容易に除去できる点が素晴らしい。本当にかゆいところに手が届くカードである。

というか概念泥棒を殺せるピッチスペルってえらい少ないのである。不快な群れを使うくらいならこちらを使うのである。

実際に採用するならはらわた撃ちかな。現状枠があまりないが、急かしが手に入るまで壊滅的大潮と差し替えて使ってみよう。